
腹巻は逆効果? なぜ?
妊活で腹巻をしている人はいると思います。
しかし、腹巻をしていてお腹に汗をかいていませんか?蒸れていませんか?
汗は冷やす作用があります。
もし汗をかいている、蒸れているようでしたら、生理的には冷やす反応がおきています。
また、腹巻で温かいのは表面だけ。
お腹の中では、下肢からの冷たい血液で卵巣が冷やされています。
温めるのはお腹ではありません。
腹巻より○○を温めるのが大事
上記でお伝えしたように、お腹を温めても表面だけの効果です。
問題は深部体温(骨盤内の環境)です。
婦人科系に一番悪いのが下肢の冷え。
下肢が冷えていると、戻ってくる血液は冷たく、ルート上の臓器・器官(特に卵巣)は冷えてしまいます。
戻ってくるルートには卵巣が接しています。
「下肢が冷たい=常に卵巣が冷やされている」ということになります。
東洋医学のツボで婦人科に聞く「三陰交」というツボがあります。

生理痛、不妊症等の婦人科に効くツボです。
ここを刺激することによって骨盤内の循環量が上がることがサーモグラフィで確認がとれています。
東洋医学は2000年も前からある医学です。
昔から下肢(三陰交)を温めることによって婦人科にいいと受け継がれてきました。
腹巻でお腹を温めるより下肢を温める方が大事。
お腹を温めても表面だけでということが分かったと思います。
骨盤内または婦人科系の事を考えるのならまずは下肢です。
下肢を温めるのはレッグウオーマーを身に着けるのが良いでしょう。