埼玉県上尾駅から徒歩4分の不妊鍼灸を得意とする鍼灸院 ゆうしん治療院

🧬 子宮頸管粘液(おりもの)の性状と妊娠率の関係

📌 1) 粘性が低く伸びる(サラサラ/RAWエッグ状)の粘液は精子が通りやすい

研究によると、子宮頸管粘液の粘度(粘性・弾性)が低く、伸びる性状の時期(いわゆる 卵白状のおりもの)は、
精子通過・運動がしやすくなることが分かっています。

• この状態は 排卵直前〜排卵期に観察されることが多く、
 精子が子宮内へ移動しやすい環境として知られています。PubMed+1

👉 簡単に言うと:
粘性が低く 水っぽく・透明で伸びる状態のおりものは、
精子の通過を妨げにくく 受精の可能性が高い環境とされています。


📌 2) 「おりものの質(濃い・薄い)」と妊娠確率

大規模な観察研究では、おりものの質(粘液スコア)と妊娠確率に強い関連があることが示されています。

• 粘液の観察スコアが高い(=透明で伸び、粘性が低い)ほど
 その周期での妊娠確率が上がる傾向があると報告されています。OUP Academic

👉 つまり、ただタイミングだけでなく、
おりものの質(=水っぽさ・伸び・粘度の低さ)が妊娠確率を高める指標の一つとなるということです。


📌 3) 妊娠確率とおりものモニタリング

自然妊娠を目指す夫婦では、
子宮頸管粘液の変化を記録・観察することで 最も妊娠しやすい日(fertile window) を予測できることが複数研究で示されています。PMC

👉 粘液観察は、ホルモン検査や基礎体温よりも
妊娠確率の予測に影響するというデータもあります。OUP Academic


📌 なぜ「サラサラ・伸びるおりもの」が妊娠に良いのか?

これは 物理的・生物学的な理由があります。

✔ 粘性が高いと精子が進みにくい

粘性が高い(ドロッと濃い)おりものだと、
精子の進む速度が落ちてしまい、卵子に到達する確率が下がります。PubMed

✔ 粘性が低いと精子が動きやすい

低粘性・弾性が低い粘液では、
精子が泳ぎやすく、子宮腔→卵管まで移動しやすいという特徴があります。PubMed

👉 生理学的に最もフェルティリティ(妊娠力)が高い時期のおりものは、
**薄く透明で伸びる粘液(いわゆる卵白状)**です。ウィキペディア


🧠 臨床的な示唆(患者さん説明向け)

・ おりものの “透明・水っぽい・伸びる(サラサラに近い)”状態 は排卵期の重要なサインです。ウィキペディア
・ この時期に性交があると、 妊娠確率が相対的に高くなる可能性がある とされています。OUP Academic
・ 逆に粘性が高く 濃い・白くて粘り気が強い状態は、精子の通過が阻害されやすい環境です。PubMed


⚠ 注意点(科学的限界)

✔ 多くの研究が 観察研究・関連データ であり、
 「粘性そのものが直接妊娠率を変える」という因果を完全に示しているわけではありません。
 ただし、複数の研究で 関連性が支持されています。OUP Academic

✔ また個人差や周期差がありますので、
 おりもの “だけ” で妊娠率を確定することはできません。


✅ まとめ

科学的に、子宮頸管粘液の 質(透明さ・低粘性・伸び・水っぽさ) は妊娠確率と関連していることが確認されています。
特に排卵期に見られる サラサラで伸びるおりもの(卵白状) は、精子が通りやすい環境であるため、妊娠の可能性が高い時期の指標になると考えられています。OUP Academic

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