埼玉県上尾駅から徒歩4分の不妊鍼灸を得意とする鍼灸院 ゆうしん治療院

男性由来の不妊症は5割 精子(精子のDNA)の質を落とす習慣など

日によって精子の数が違う 

下図は120週精子の数を測定したデータになります。

日によってデータはまちまちです。

病院で精液検査をしても見た目の検査ではバラツキが生じます。

採精したデータがたまたま良い、あるいはたまたま悪い事があります。

本当に判断しなくてはいけないことは精子の中身(DNA)になります。

精子DNAの損傷の原因 これがあると男性由来不妊症

精子DNAの損傷の原因の多くは酸化ストレスです。

酸化ストレスは簡単にサビと思ってください。

酸化ストレスはタバコや深酒、肥満、熱、ストレス、栄養不良、睡眠不足などで増大します。

ここで大切なことは、男性の精子は女性の卵子とは決定的に異なります。

精子はほぼ生涯に渡り、造り続けられています。

精子はその時々の男性の心身の状態で、質はよくなったり、悪くなったりするということです。

実際、禁煙やダイエット、抗酸化サプリメントの服用で、精子DNA断片化指数(精子の質)が改善されるという報告がなされています。

精子の質は自分でどうにかすることが出来るということです。

そのため、パートナーが不妊治療を受けている男性は、バランスのよい食事をはじめ、健康的な生活習慣を心がけることで、精子の質が低下しないように努めることが妊娠への近道になるはずです。

さらに、そのことはパートナーの負担を減らすだけでなく、ご自身の長期間に渡る心身の健康にも寄与することでしょう。

精液検査の結果にかかわらず、ふたりで取り組むことが何より大切なのです。

代表的な精子の質を落と5つ

  • 禁煙:タバコを吸うと血管が収縮して血流が悪くなることにより、精子の数や運動性のいい精子が減り、さらに酸化ストレスで精子のDNAが損傷します。
  • 禁欲:精子は毎日つくられ、射精しないと古い精子がたまり精液全体の質を下げる。また、禁欲を続けると、精子のDNAの損傷率が高くなる
  • 下着:精巣は熱に弱く、温度が上昇すると精子をつくる造精機能が低下するのでボクサーパンツはやめる。
  • :サウナ・長風呂は精巣は、熱に弱い。股間を高熱にさらすことは、精子をつくる造精機能に悪影響を及ぼす。
  • 育毛剤:男性ホルモンの作用を抑える働きがあり、性欲減退や精子数の減少、EDなどが起こる

精子の質を落とす禁欲について

精子は常に造りつづけています。

禁欲期間が長いとなぜ悪いか?

精子は【熱】と【酸化ストレス:活性酸素】に大変弱く、影響を受けてしまいます。

毎日射精している人と1週間溜めている人で比較すると、

毎日射精している人は【熱】と【酸化ストレス:活性酸素】の影響を1日しか受けません

1週間溜めている方は、1週間も悪い環境下で精子を保存していることになります。

悪い環境下に居ればいる程もちろん精子の質は下がります。

こまめな射精をすることにより、【熱】、【酸化ストレス:活性酸素】の影響を減らし精子の質を上げることができます。

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