睡眠時間が不規則だと不妊症のリスクが・・・
睡眠と不妊症の研究は多く報告上がっています。
対象者が一番多いのが中国で1,276名を対象にした研究です。
内容は、排卵時の睡眠に対して。
結果は、睡眠時間が7~8時間かつ就寝時間が23時前後だとARTの成績が良いとのことです。
アメリカの研究でも同様に就寝時間が23時前後が良いともされています。
なぜ上記の睡眠時間、就寝時間が良いのでしょうか?
睡眠と生殖ホルモン
女性の身体は男性と比べてホルモン(生殖ホルモン)に振り回されます。
人によっては、一カ月に調子のいい日は一週間程度しかない方も。
出産後もホルモンのバランスが乱れやすく、産後うつになることもあります。
女性は常にホルモンに振り回されてしまいます。
そのホルモンが悪影響を受けるとホルモンの乱れとなり、不妊症、生理不順等になります。
悪影響とは?
ストレス、疲労、食生活など。
そして今回の睡眠に関してもホルモンの乱れを起こします。
不妊症を考えた時の最適は、【睡眠時間が7~8時間かつ就寝時間が23時前後】と上記でも説明しました。
睡眠は身体を休める効果があります。
もちろんホルモンバランスを整える効果もです。
こんな研究もあります。
不規則な睡眠の方と規則的に睡眠をとっている方の妊娠率。
不規則な睡眠をとっていると不妊率が2~3倍に跳ね上がります。
睡眠によってホルモンの乱れが生じての結果です。
上記をふまえると、睡眠を見直すことによって妊娠への近道になるかもしれません。