埼玉県上尾駅から徒歩4分の不妊鍼灸を得意とする鍼灸院 ゆうしん治療院

鍼灸治療でAMH(卵巣年齢)は上がる?31歳で1.2→2.4に改善した実例から考える

🌸 はじめに

「AMHが上がることなんてあるの?」
多くの方がそう思われるかもしれません。

実は、当院の患者さまで
31歳・1年前にAMH1.2 → 現在2.4に上昇した方 がいらっしゃいます。
この方はこの1ヶ月、定期的に鍼灸治療を続けてこられました。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)は一般的に年齢とともに下がる傾向にあるため、
この変化は非常に興味深いものです。

今回は、「鍼灸治療でAMH値が上がる可能性」について、
実例と医学的な視点を交えてわかりやすく解説します。


🧬 AMH値とは?卵巣の“今の体力”を示す指標

AMHは卵巣内の「卵胞の在庫量」を示すホルモンです。
いわば、卵巣の“体力メーター”のような存在。

数値は20代後半から徐々に下がっていくのが一般的で、
通常は自然に増えることはありません。
それだけに、「数値が上がった」という結果には多くの方が驚かれます。

ただし、AMH値は体内環境や検査条件で変動することもあります。
つまり、“卵巣の環境が整った結果として改善した”可能性もあるのです。


🌿 鍼灸でAMHが上がる?研究で示唆されるメカニズム

近年の研究では、鍼灸が卵巣機能やホルモンバランスに良い影響を与える可能性が報告されています。

  • 鍼灸を受けたグループでFSHが低下し、AMHが上昇した報告
  • 卵巣・子宮への血流改善、自律神経の安定によるホルモン調整作用
  • 海外の症例では、数か月の鍼灸でAMHが上がり妊娠に至った例も

これはまだ研究段階ではありますが、
鍼灸が卵巣を“元気な状態”に導くサポートをする という見方が広がっています。


💆‍♀️ 実際のケース:31歳・1年前よりAMHが1.2→2.4に上昇

この方は1ヶ月、定期的に鍼灸治療を継続。
卵巣に対しての治療、全体を整える治療、同時に冷えやストレスケアも行いました。

結果、AMH値が 1.2から2.4に上昇。

もちろん、卵子そのものが“増えた”わけではありませんが、
体全体の循環が整い、卵巣環境が改善した可能性 が考えられます。
「生理周期が安定した」「体温が上がった」といった変化も見られました。


🩸 AMH値が変動する理由とは?

AMHの値が上がる・下がるのには以下のような要因が関わります。

  • 検査の誤差(測定機関や方法による違い)
  • ホルモンバランスや月経周期の影響
  • 睡眠・食生活・ストレスの状態
  • 鍼灸や漢方などの体質改善による影響

つまり、「体の状態が整った」ことがホルモンに反映された と考えられます。


🌸 鍼灸でできるサポートとは?

鍼灸では、体質や自律神経の乱れを整えることで、
ホルモン分泌のバランスや血流を改善していきます。

ゆうしん治療院の不妊鍼灸では以下の点を重視しています👇

  • 卵巣・子宮周囲の血流改善
  • 自律神経とホルモンバランスの調整
  • 冷え・ストレス・睡眠リズムの改善
  • 身体全体の“巡り”を整える

これらの積み重ねが、結果としてAMHやホルモンバランスの改善につながるケースもあります。


🌈 まとめ

✔ 鍼灸治療を継続してAMHが上昇したケースは実際にある
✔ 科学的に「確実に上がる」とは言い切れないが、
✔ 血流・自律神経・ホルモンの調整により体の底力を引き出すことは可能

AMH値は「卵巣の状態を映す鏡」。
焦らず、自分の体と向き合いながら整えていくことで、
妊娠への準備が自然に整っていきます。

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