
〜妊娠率に影響する“見えない要因”とは〜
体外受精(IVF)を頑張っている方から、よくご相談を受けます。
- 「検査は問題ないのに結果が出ない」
- 「毎回いいところまで行くのに…」
- 「ストレスが関係あるの?」
近年の研究では、
👉 自律神経やストレス状態が妊娠成績に影響する可能性
が注目されています。
今回は、医学的に分かってきたことと、
鍼灸院でできるサポートを解説します。
🔬 ストレスと妊娠率の研究動向
完全に一致した結論ではありませんが、複数研究で
- 高ストレス群で妊娠率低下傾向
- 睡眠の質低下と着床率の関連
- HRV(心拍変動)と妊娠成績の関連示唆
などが報告されています。
💡 ポイント
👉 ストレス=直接不妊になる
と断定はできない
しかし
👉 妊娠しやすい体内環境に影響する可能性
は十分考えられています。
ここを患者さんに正しく伝えるのが大切です。
🧠 なぜ自律神経が関係するの?
妊娠成立には、
- 子宮血流
- ホルモン分泌
- 免疫バランス
- 睡眠の質
など、多くの要素が関わります。
そしてこれらの多くは
👉 自律神経の影響を受ける
ことが知られています。
🔄 自律神経が乱れると…


考えられている影響:
- 交感神経優位 → 子宮血流低下
- コルチゾール上昇 → ホルモン環境への影響
- 睡眠質低下 → 成長ホルモン低下
- 慢性緊張 → 骨盤内循環低下
👉 着床環境に間接的影響の可能性
📊 HRV(心拍変動)と妊娠の研究
最近注目されているのが
**HRV(Heart Rate Variability:心拍変動)**です。
これは自律神経バランスの指標です。
研究では:
- HRVが良好な群
→ 妊娠率が高い傾向
という報告も出ています(関連研究レベル)。
💤 睡眠の質も重要な鍵
IVF患者さんで見落とされがちなのが睡眠です。
睡眠が乱れると:
- メラトニン低下
- 成長ホルモン低下
- 自律神経の乱れ
が起こります。
👉 卵巣・子宮環境への間接影響が示唆
🪡 鍼灸ができるサポート
ここが当院の役割です。
鍼灸は妊娠を保証する治療ではありませんが、
体内環境を整える補助的アプローチとして活用されています。
📊 期待される作用
研究や臨床報告では鍼灸により:
- 自律神経バランス調整
- 子宮・骨盤内血流改善の示唆
- ストレス軽減
- 睡眠の質向上
- 筋緊張の緩和
などが報告されています。
👉 IVFとの併用で選択されるケースが増加
🎯 妊活でよく使うツボ



代表例:
- 三陰交
- 関元
- 太衝
- 百会
※体質・周期により調整
👩⚕️ こんな方におすすめ
- 体外受精を頑張っている
- 検査は問題ないが結果が出ない
- 睡眠が浅い
- ストレスを感じやすい
- 冷え・自律神経の乱れがある
⚠️ 大切な前提
- 鍼灸=妊娠を保証する治療ではない
- 医療機関での治療が基本
- 併用療法としての位置づけ
👉 体内環境サポートという考え方
🌿 まとめ
- 自律神経・ストレスとIVF成績の関連が注目
- 睡眠・血流・ホルモン環境に影響の可能性
- 生活管理+医療+体質ケアが重要
- 鍼灸は全身調整の補助として活用可能
妊活は、
身体全体のコンディション作りがとても大切です。