ストレス由来の不妊症 個々によってストレス度合いが違う
個々によってストレスの耐性が違います。
例えば、上司に怒られてもその日で忘れる人。
一週間怒られたことを引きずる人。
ストレスに耐性が弱い人ほど身体に対して負荷がかかります。
その負荷が体の硬直、心の硬直などに。
体の硬直は、凝り症状や冷え症状に。
心の硬直は精神不安定、ホルモン分泌のアンバランスへ。
ストレスによって不妊症になることも。
ストレスと脳と生殖器の関係
ストレスを感じた時は脳が反応します。
脳はストレス要因と闘ったり、逃げたりと反応(指令)をします。
強いストレスに劣勢になると、脳(視床下部)は身体を防御するために対応します。
脳(視床下部)の対応が許容オーバーになると、排卵や妊娠にかかわる生殖ホルモンが乱れ、月経の異常や不妊症を招くことになります。
ストレスが不妊症にさせる? エビデンスから
アメリカ国立衛生研究所の調べから。
内容:妊娠を望む18〜40歳の274人の女性に、月経周期6日目に唾液中のストレスマーカー物質を測定。
その後、妊娠の有無を6周期にわたり調査
ストレスの目安とされる物質「アルファミラーゼ」の濃度を測定し、不妊症との関連を調査。
※ストレスが高い=アルファミラーゼ濃度が高い
結果:年齢など妊娠率に影響を及ぼす要因を排除した結果、最も濃度が高かった(高ストレス)グループは、最も低かった(低ストレス)グループに比べて12%も妊娠率が低下。
よって、「ストレスは妊娠しづらくさせる可能性がある」と結論付けられた。
病は気から
【病は気から】は経験として昔から言い伝えられてきました。
近年では北海道大学などが【病は気から】を科学的に証明しています。
【気】とは何か?
【気】とは簡単に言うと、やる気、勇気、元気、負けん気などの【気】がつくもの。
悪い【気】もあり、邪気、殺気、やる気がないなどがあります。
【気の持ちよう】で身体はかわります。
心と体は対になっています。
【気】を整えることが結果への近道かもしれません。