男女の熱に対しての違い 精巣・卵巣について
妊活に関して男女の一番の違いは精巣と卵巣ではないでしょうか。
見た目で男性の精巣は身体の外。
女性の卵巣は身体の中。
これは何を意味するか?
基本身体は温かいほうが各臓器・器官(筋肉、免疫系など)の働きがいいです。
卵巣も同様に温めた方が良く、冷えることにより機能低下します。
卵巣の働きとは
・卵子の貯蔵と成熟
・卵子の排卵
・女性ホルモンの分泌
・生理周期・性発達の促進
卵巣が冷えると上記機能が低下します。
どんな時に卵巣が冷えるかご存じですか?
卵巣が冷える原因は、冷たいもの、甘いものの取りすぎで内臓が冷やされる時。
また、足が冷えている時。
足が冷えていると、戻る血液が冷えています。
戻る血液(血管)は卵巣に接しています。
この時に足が冷たいと、戻ってくる血液は冷たいので卵巣が冷やされます。
冷やされると言うことは、卵巣の機能が低下することです。
多くの不妊症の方をみていると、足の冷えがよくみられます。
下肢が冷えているほど、不妊症、生理痛などの婦人科疾患になります。
精巣について
精巣の役割は、
・精子をつくる(75日かけて)
・男性ホルモン分泌(テストステロン:精子形成に必要なホルモン)
上記の役割を発揮する状態は、精巣を体温より低い状態にしておくこと。
精巣は身体の外に位置し、温めてはいけないので、陰嚢が温度調整で伸び(放熱)縮み(保温)します。
精巣の温度が上昇すると、環境がいい状態ではないので精子の質が悪くなります。
精子は熱に弱いのです。
もし下着がボクサーパンツですと、精巣(精子)が24時間常に熱で悪影響を受けます。
また、ボクサーパンツは締め詰めるので、血行が悪く活性酸素が溜まりやすいです。
熱も活性酸素も精子にとっては質を落とすことになります。
上記内容をさらに詳しくは⇒男性の禁欲期間に及ぼす精子の質 精子にダメージを与える活性酸素