埼玉県上尾駅から徒歩4分の不妊鍼灸を得意とする鍼灸院 ゆうしん治療院

🩵男性不妊(精子の運動率・奇形率)を改善するには?|東洋医学からみた原因と鍼灸での対策

「不妊=女性の問題」と思われがちですが、実は約半数は男性側にも要因があるとされています。
精子の数・運動率・奇形率などに問題があっても、病院では「特に治療法がない」と言われてしまうことも少なくありません。

しかし、東洋医学では「精子の質」は体の“気・血・津液”の状態と深く関係しており、生活習慣と体質改善によって向上が期待できます。


🧠【見出し1】男性不妊の主な原因とは?

現代医学的にみると…

  • 精子の数が少ない(乏精子症)
  • 精子の動きが悪い(精子無力症)
  • 精子の形が異常(奇形精子症)
  • 精索静脈瘤による血流障害
  • ホルモン分泌の低下
  • ストレス・睡眠不足・喫煙・肥満

などが挙げられます。
これらは血流・体温・自律神経に深く関わっており、東洋医学のアプローチが有効です。


🌿【見出し2】東洋医学で考える「精子の質が低下する原因」

東洋医学では「腎(じん)」が生命力の根であり、精子の生成・発育を司ると考えられています。
さらに「肝(かん)」と「脾(ひ)」の働きも関係します。

① 腎虚タイプ(エネルギー不足)

→ 夜更かし・過労・加齢などで“生命エネルギー”が減少。
精子の生成力が弱まり、数や運動率が低下。
症状例: 腰痛・倦怠感・冷え・性欲減退

対策:
・睡眠をしっかりとる
・黒ごま、山芋、クルミ、黒豆など“腎を補う食材”
・「腎兪」「関元」「足三里」への鍼灸で活力を高める


② 瘀血タイプ(血流の滞り)

→ 骨盤内の血行が悪く、精巣の温度・酸素供給が低下。
精子形成環境が悪化して質が下がる。
症状例: 下腹部の張り・冷え・静脈瘤・肩こり・顔色が暗い

対策:
・長時間の座位を避ける(デスクワークの合間に立つ)
・冷え取り、ウォーキング
・「気海」「三陰交」「太衝」への鍼で血流を促進


③ 肝気鬱結タイプ(ストレス型)

→ ストレスで自律神経が乱れ、ホルモン分泌や精巣機能が低下。
症状例: イライラ・ため息・胃の不調・頭痛

対策:
・呼吸・瞑想・趣味の時間を持つ
・「太衝」「内関」「百会」などを刺激して気の流れを整える
・鍼灸治療で交感神経を落ち着ける


💫【見出し3】鍼灸治療が男性不妊にできること

鍼灸は「血流」「ホルモン」「自律神経」を整えることで、
精子の運動率や形態を改善する効果が期待できます。

研究でも、鍼灸によって以下のような変化が報告されています。

  • 精子の運動率向上
  • 精子奇形率の改善
  • 精巣局所温度の安定化
  • 精巣への血流増加

また、ストレス軽減・睡眠の質向上も大きなポイント。
東洋医学的に全身を整えることで、**“精子を育てる土台”**を強化していきます。


🌱【見出し4】今日からできるセルフケア

  1. 冷たい飲食物・締め付ける下着を避ける
  2. 1日30分のウォーキングで下半身の血流を促進
  3. 禁煙・飲酒量の見直し
  4. 22時〜23時に就寝(男性ホルモンは夜間に分泌)
  5. 週1〜2回の鍼灸で体質を安定させる

💬【まとめ】

男性不妊は「治せないもの」ではありません。
体を温め、巡りを良くし、ストレスを減らすことで、
精子の環境を根本から整えることができます。

ゆうしん治療院では、男性不妊・精子の質改善に特化した東洋医学的アプローチを行っています。
体質・生活習慣・ホルモンバランスを総合的に整え、
“授かる力”を高めるお手伝いをいたします。

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