妊活に対しての認識を改めて
不妊症をしっかり理解して治療を受けている方はどのくらいいるでしょうか?
女性はある程度理解しているとは思いますが、男性は全くと言って良いほど理解していません。
男性は生理(生理の周期、生理前・中の状態など)のことすらあまり理解できていません。
日本の教育がそうさせているのでしょう。
先生方に受診したときにみなさんにどのくらい親身になってもらえていますか?
それぞれのART施設には、医師、看護師が不妊カウンセリング学会所属または不妊カウンセラー資格を取得している方がいます。
しかし、その資格を活かしている施設はありません。
現代医学が不妊症に対しておこなうこと
病院・クリニックの現代医学では多くの方を診なくてはいけません。
新宿の有名な不妊治療クリニックは一日600人くらい受診するみたいです。
みなさんが受診しても【ベルトコンベアーに載った商品】と同様に不妊症の括りの治療と診られます。
多くの施設では個々としては診ません。
【不妊症でこういう状態だからこうする】と受診されていきます。
そこで個々に合った治療が出来なかったら結果がでない・薬の副作用が出るなどなど。
病院・クリニックの先生は多くの方を診察しなくてはいけないので仕方ないことです。
自分たちで妊活を考える 病院・クリニック任せにしない
そこで自分たちで考えなくてはいけないことは
・そこのクリニックが自分に合っているか(例えば自然周期なのかホルモン補充周期で移植するのか)
・受診の際に話は聞いてくれるか?
・身体に負担のないように治療できるか
など
そして重要なのは先生に任せるのではなく、自分たちでも妊娠できるようにすること。
コンディションの良い人と悪い人では結果が違います。
当たり前ですよね。
如何に良いコンディションにするかは病院・クリニックの仕事ではありません。
コンディションが悪くても病院・クリニックは治療をおこないます。
コンディションづくりは自分たちでやることです。
不妊症の身体 分かりやすく例え話でいうと
例えで表現します。
あなたの身体=畑
卵子=ジャガイモ
農薬=各病院で使う薬
荒れ果てた栄養のない畑からジャガイモは採れますか?
採れたとしても数は少なく、良質なものではありません。
荒れ果てた栄養のない畑から何とかジャガイモを採ろうとした時は農薬をやります。
その農薬も微々たる量では反応しません。
荒れ果てた畑には大量に農薬をまかなくてはジャガイモが採れないでしょう。
そのように採れたジャガイモと農薬を一切使ってない良質な畑で、どちらのジャガイモを選びますか?
考えてください。
身体が悪い状態なのにいい結果がでますか?
妊娠という結果がでたとしても、その子の成長過程で問題は起きませんか?
今はわたくしの時代と違く、小学生の1クラスに多動性障害などグレーゾーンまたは各障害として数名いると聞きます。
たった30年で少子化、グレーゾーンまたは各障害が増えています。
妊娠したらいいではなく、
妊娠してその子に正常な遺伝子を与えるのが必要なのでは?
子供は親から遺伝子をもらっています。
モノ(性格、容姿、病気、体質など)によっては父方、モノによっては母方の遺伝子が濃厚になります。
どちらかが糖尿病だと子供が糖尿病になる確率は1/3から1/2です。
例えば認知能力も親の影響が大きいです。
認知能力を細分化すると
学業成績の遺伝率は55%
一般知識:77%、論理的推論能力68%
一番遺伝率が高いのは才能の音楽センス92%
発達障害は80~87%
※著書 橘玲 「言ってはいけない残酷すぎる真実」より
みなさん妊娠できれば良いと考えないでください。
からだの状態が悪いと妊娠しても「流産」、「障害児」になる可能性がなきしもあらず。
妊娠・出産し、幸せな日々を過ごすために不妊治療に対し「妊娠しやすいカラダづくり」をする必要があります。