埼玉県上尾駅から徒歩4分の不妊鍼灸を得意とする鍼灸院 ゆうしん治療院

不妊治療における東洋医学と現代医学の違い

~「卵巣」だけでなく「身体全体」を診る東洋医学~

不妊治療というと、多くの方が婦人科での検査や体外受精、人工授精などを思い浮かべると思います。

現代医学と東洋医学は、どちらも妊娠を目指すための医療ですが、「身体の見方」が大きく異なります。

当院では、病院での不妊治療と並行して鍼灸治療を受ける方が多く来院されています。

今回は、東洋医学と現代医学のアプローチの違いについてご紹介します。


現代医学は「部分」を詳しく調べる医学

現代医学では、

  • AMH(卵巣予備能)
  • ホルモン値
  • 子宮内膜の厚さ
  • 卵胞の発育状況
  • 精液検査
  • 卵管の通過性

などを数値や画像で評価します。

原因が明確になれば、

  • 排卵誘発
  • 人工授精
  • 体外受精
  • 顕微授精

などの治療を選択することができます。

つまり現代医学は、

「妊娠に関わる部分を詳しく診る医学」

と言えます。


東洋医学は「身体全体の状態」を診る医学

一方、東洋医学では

「なぜ身体が妊娠しやすい状態になれていないのか?」

という視点から身体を診ていきます。

例えば、

  • 冷えやすい
  • 疲れやすい
  • 生理痛が強い
  • お腹が張る
  • 睡眠の質が悪い
  • ストレスが強い

これらは一見すると妊娠と関係ないように見えます。

しかし東洋医学では、

身体全体のバランスが崩れることで妊娠力にも影響すると考えます。


東洋医学では「脈・お腹・舌」を診る

当院では施術前に

脈診(みゃくしん)

手首の脈を診ます。

脈の強さや深さ、速さなどから

  • 気の不足
  • 血の不足
  • 自律神経の乱れ

などを判断します。


腹診(ふくしん)

お腹の状態を診ます。

  • お腹の張り
  • 冷え
  • 緊張
  • 圧痛

などから内臓の働きや血流状態を確認します。

実際に不妊でお悩みの方の中には、

下腹部が冷えていたり、お腹が硬くなっている方も少なくありません。


舌診(ぜっしん)

舌は身体の状態を映す鏡とも言われています。

  • 舌の色
  • 舌の形
  • 苔の状態
  • 歯痕(舌の横のギザギザ)

などを確認します。

例えば、

  • 舌が淡い → 血の不足
  • 歯痕がある → 水分代謝の低下
  • 舌が紫っぽい → 血流の停滞

などの状態を推測します。


卵巣だけでなく「妊娠できる身体づくり」を目指す

現代医学では

「卵子」
「精子」
「子宮」

に注目します。

もちろん非常に大切です。

しかし東洋医学では、

それらを支えている身体全体の状態にも目を向けます。

家で例えるなら、

現代医学は「部屋の設備」を調べる医学。

東洋医学は「家全体の土台や基礎」を整える医学。

どちらが良い悪いではなく、

それぞれ得意分野が異なります。


当院の考え

不妊治療において大切なのは、

「東洋医学か現代医学か」

ではなく、

東洋医学と現代医学の良い部分を組み合わせること

だと考えています。

病院で卵胞やホルモン値を確認しながら、

鍼灸で血流や自律神経、身体全体のバランスを整える。

この両輪が大切です。

当院では脈診・腹診・舌診を通して、

検査データだけでは見えない身体のサインを読み取りながら施術を行っています。

「検査では問題ないと言われた」
「なかなか結果につながらない」
「身体の状態を根本から整えたい」

そんな方は一度ご相談ください。

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