埼玉県上尾駅から徒歩4分の不妊鍼灸を得意とする鍼灸院 上尾ゆうしん鍼灸院

AMHが低くても鍼灸を受ける意味はある?|大切なのはAMHの数字だけではなく「卵子の質」

「AMHが低いと言われてショックだった」

「AMHを上げる方法はありませんか?」

「卵子が少ないと言われたけれど、妊娠できる可能性はある?」

不妊治療をしている30代後半〜40代の方から、このようなご相談をいただくことがあります。

AMHの数値を聞いて、不安になってしまう方は少なくありません。

しかし、ここで知っていただきたい大切なことがあります。

AMHは妊娠の可能性そのものを表す数字ではありません。

そして妊娠・出産を目指すうえでは、AMHの数字だけを見るのではなく、

「今ある卵子を大切にし、採卵・受精・胚発育へ向けて身体のコンディションを整えていく」

という考え方も非常に大切です。

今回は、AMHが低い方にこそ知っていただきたい「AMHと卵子の質」についてお話しします。


そもそもAMHとは?

AMHとは、

抗ミュラー管ホルモン(Anti-Müllerian Hormone)のことです。

卵巣内にある発育途中の卵胞などから分泌されるホルモンで、卵巣にどの程度の卵胞が残っているかという卵巣予備能を推測するための指標として不妊治療で利用されています。

特に体外受精(IVF)では、

・卵巣刺激への反応
・採卵できる卵子数の予測
・刺激方法の検討

などに役立つ大切な検査です。

つまりAMHは、

「卵巣に残っている卵子の数を推測するための目安」

と考えると分かりやすいでしょう。


AMHは「卵子の質」を測る検査ではありません

ここが今回の記事で一番お伝えしたいところです。

AMHが低いと言われると、

「私の卵子は質も悪いのでは?」

と思ってしまう方がいます。

しかし、

AMHと卵子の質は同じものではありません。

AMHは主に卵巣予備能、つまり「卵子の数」に関係する指標です。

一方、卵子の質を考えるうえでは女性の年齢が非常に重要な要素になります。

そのため、

AMHが低い=卵子の質が低い

という意味ではありません。

これはぜひ知っておいていただきたいポイントです。


AMHが低くても妊娠の可能性はある

AMHが低い方でも排卵があり、妊娠・出産に至る方はいらっしゃいます。

自然妊娠では基本的に一つの卵子が排卵されます。

体外受精でも、

最終的に妊娠につながる一つの胚

と出会えることが大切になります。

そのため、

「AMHが低いからもう難しい」

と数字だけを見て考えるのではなく、

今ある卵子を大切にして、次の採卵・受精・胚移植に向けてできることを積み重ねていく

ことが大切だと当院では考えています。


大切なのは「AMHを上げること」だけではない

インターネットで検索すると、

「AMHを上げる方法」

「AMHを改善する食べ物」

「AMHを上げるサプリ」

など、さまざまな情報が出てきます。

しかし妊活の本来の目標は、

AMHの検査結果を良くすることではありません。

目指しているのは、

妊娠し、赤ちゃんを迎えることです。

だからこそ当院では、AMHという一つの数字だけを追いかけるよりも、

今ある卵子を大切にし、採卵・受精・胚発育につながる身体づくりを考える

ことを大切にしています。


「卵子の質」とは何?

不妊治療では、

「卵子の質」

という言葉をよく使います。

ただし、卵子の質は血液検査のように簡単に「80点」「90点」と測定できるものではありません。

実際の不妊治療では、

成熟卵が採れたか

↓

正常に受精したか

↓

胚が順調に分割したか

↓

胚盤胞まで育ったか

↓

着床・妊娠につながったか

といった過程を見ていきます。

つまり採卵数だけではなく、

その後どのように受精し、胚が成長していくか

も非常に重要なのです。


「たくさん採れる」だけが目標ではありません

例えば、

10個採卵できた方と、

3個採卵できた方がいたとします。

単純に数だけを比較すれば10個の方が多いですよね。

しかし不妊治療では、その先があります。

採卵した卵子が成熟しているか。

正常に受精するか。

胚盤胞まで育つか。

そして妊娠につながるか。

ここまで考える必要があります。

だからこそAMHが低い方では特に、

「何個採れるか」だけではなく「採れた卵子を大切にする」という視点

を持っていただきたいと思います。


では、AMHが低い人が鍼灸を受ける意味は?

ここで鍼灸の話になります。

当院では、

「鍼灸でAMHの数字を上げる」ことを目的にはしていません。

それよりも、

採卵・受精・胚発育に向けて、身体全体のコンディションを整えていくこと

を目的として鍼灸を行っています。

特に確認しているのが、

・睡眠
・身体の冷え
・血流
・胃腸の状態
・月経
・疲労
・ストレス
・食生活
・運動習慣

などです。

卵巣だけを見るのではなく、身体全体を一つとして考えるのが当院の不妊鍼灸です。


卵巣への血流と鍼灸

不妊鍼灸の研究で注目されているテーマの一つに、

卵巣周辺の血流

があります。

卵巣も身体の一部ですから、血液によって酸素や栄養が運ばれています。

鍼刺激は神経系や自律神経を介して、身体の循環に影響を与えることが研究されています。

そのため採卵前の鍼灸では、

卵巣・骨盤周辺だけでなく、身体全体の循環を整えること

を意識して施術していきます。


卵子のために睡眠を大切にする

当院が採卵前の患者さんに必ずと言っていいほど確認するのが、

「よく眠れていますか?」

ということです。

仕事や不妊治療で忙しく、

夜寝るのが遅い。

睡眠時間が短い。

夜中に何度も目が覚める。

朝起きても疲れている。

このような方も少なくありません。

身体を整えるうえで、睡眠はとても大切な時間です。

鍼灸を受けるだけではなく、

睡眠・食事・適度な運動まで含めて採卵に向けた身体づくりを行う

ことをおすすめしています。


採卵3か月前から身体を整えるという考え方

「AMHが低いのですが、いつから鍼灸を始めればいいですか?」

という質問もいただきます。

採卵予定が決まっていて時間に余裕がある場合には、当院ではできるだけ早めに身体づくりを始めることをおすすめしています。

卵胞は長い時間をかけて成長していきます。

そのため、

採卵直前だけ身体を整えるのではなく、数か月前から生活全体を見直していく

という考え方です。

採卵まで3か月程度あるのであれば、

・鍼灸
・睡眠
・食生活
・適度な運動
・疲労管理
・ストレス管理

などを一緒に見直す良い期間になります。

採卵まで1か月の場合でも大丈夫です。

始めようと思った時点から、できることを積み重ねていきましょう。


30代後半〜40代だからこそ「時間」も大切に

30代後半〜40代の妊活では、身体づくりと同時に大切にしていただきたいのが時間です。

鍼灸だけを長期間続けてから不妊治療を考えるのではなく、

病院で必要な検査・治療を進めながら、並行して身体を整えていく

という方法を当院ではおすすめしています。

特にAMHが低い場合には、病院の先生と採卵のタイミングや治療方針について相談しながら進めることが大切です。

現代の生殖医療と鍼灸。

それぞれの良さを上手に活用していきましょう。


精子の質も一緒に考える

そして忘れてはいけないのが男性側です。

受精するためには、

卵子+精子

の両方が必要です。

女性が採卵に向けて3か月身体を整えるのであれば、男性側も同じタイミングで、

・睡眠
・食生活
・運動
・飲酒
・喫煙
・高温環境
・疲労
・ストレス

などを見直すことをおすすめしています。

女性だけが頑張るのではなく、

夫婦二人で次の採卵に向けて身体づくりをする。

これも妊活では非常に大切な考え方です。


AMHの数字より「次の一個」を大切に

AMHが低いと言われると、どうしても数字ばかりが気になってしまいます。

しかしAMHは、妊娠の可能性そのものを表している数字ではありません。

そして、AMHと卵子の質は同じものでもありません。

大切なのは、

AMHの数字だけを追いかけるのではなく、今ある卵子を大切にすること。

そして、

次の採卵・受精・胚発育に向けて、今できる身体づくりを始めること。

当院ではこれを大切にしています。

低AMHだからこそ、一つひとつの卵子を大切に。

病院での不妊治療と鍼灸を上手に組み合わせながら、妊娠に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。


上尾ゆうしん鍼灸院の子宝(不妊)鍼灸

上尾ゆうしん鍼灸院では、AMHが低いと言われた方や、30代後半〜40代で採卵・体外受精(IVF)を行っている方も来院されています。

当院ではAMHという一つの数字だけを見るのではなく、

採卵数・受精・胚発育・胚移植といった治療経過と、身体全体の状態

を確認しながら施術を行います。

さらに、

睡眠・冷え・胃腸・月経・疲労・ストレス・生活習慣

なども確認し、一人ひとりに合わせて施術を組み立てます。

病院での治療を大切にしながら鍼灸を併用し、

一日でも早い妊娠と施術卒業を目指して。

「AMHが低いと言われた」

「採卵数が少なくて心配」

「次の採卵に向けて身体を整えたい」

という方もお気軽にご相談ください。

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